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Bluetooth、Alexa搭載のレコードプレーヤー”DUO”がCampfireにて販売受付を開始

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DUO

ここ数年アナログレコードの需要増加が叫ばれて久しいが、その波がターンテーブルなどのハードウェアにも及んでいるようだ。とても興味深い製品を見つけた。

台湾Backer-Founder株式会社のHYM Originalsというブランドで開発された“Duo”という製品だ。

まず上の動画を観てもらうとわかりやすい。DUOはスピーカー付きのレコードプレーヤーらしいが、そのスピーカーがBluetoothで本体と接続されており、なんと本体から取り外して好きな場所でレコードの音を聴くことができるようだ。また他のBluetooth対応の音楽プレーヤーの外部スピーカーとしても機能する。

さらにAmazonのAIスピーカー「Alexa」まで搭載していて、音声アシスタントでストリーミング再生までしてくれるという製品だ。ただツッコみたくなるポイントも。

レコードプレーヤー本体と離して使えるのは良いのだが、離れてれば裏返すのが面倒くさいような気がするが…。そしてそのうちレコードを聴くのが面倒になり、スマホとBluetooth接続で音楽を聴くようになる。そしてそのうちさらにそれも面倒になり、「Alexa! Music!」と叫んでいるのが目に浮かぶのは私だけだろうか。

ただ、そもそも現代の若年層はレコードを聴きたくても再生機はもちろん持っていないだろうし、その親世代でも持っている家庭は少ないだろう。なのでレコードを普及させるにはプレーヤーは必須なのだが、後々その熱が冷めてしまっても、”潰し”がきくように最新の機能で補完していったのだろう。

本体のデザインも、よくあるシルバーのオーディオ製品とは違い、ポップでとても可愛らしいし、インテリアとしても良い。

そしてこの製品に既視感を感じたのだが、なんだろうと考えてみたら“ラジカセ”だった。1台にラジオ、CD、カセットと3つの機能が付いているのがラジカセなのだが、DUOはBluetoothスピーカー、AIスピーカー、レコードプレーヤーと同じく1台に3つの機能が付いている。現代のラジカセだ。

しかしAIという最新の技術とレコードというかなり古い技術が組み合わさっているのが気になるが、そういった所も含めて”今っぽい“ということなのだろうか?とにかく 気になる方はCampfireにて30~40%OFFで先行販売の予約を受け付けているようなのでチェックしてみてほしい。